両建てとは
まず、「買いポジション」とは、通貨を買っている状態のことを指します。
「売りポジション」はその逆で、通貨を売っている状態のことを指します。
買った通貨を売って(もしくは売った通貨を買い戻して)利益や損失を確定させるまでは、常にポジションを建てた状態となります。
そして
両建てとは、同一通貨ペアにて「買い」と「売り」のポジションを同一単位持つことを指します。
例えば、「ドル/円」の買いポジションを1万通貨持ちながら、「ドル/円」の売りポジションを1万通貨持つ、といったような形です。
両建てによりどういった状態になるか
両建てを行なうことにより、
「為替差損が全く出ない上、付与されるスワップは微減していく」状態となってしまいます。
仮に、「ドル/円」にて1万ドルの買いポジションを建て、同時に1万ドルの売りポジションを建てたとしましょう。
この場合に、ドルが1円上がったら買いポジションの方では1万円の為替差益が出ます。
と同時に、売りポジションの方では1万円の為替差損が出るのです。
この時点では、為替差損としてはチャラ。
しかし、問題はスワップ金利。
スワップ金利は「通貨間での金利差から生じる利益」なので、この例の売りポジション(高金利通貨である「ドル」を売り、低金利通貨である「円」を買ってしまっている状態)では、スワップはマイナスになってしまいます。
そして、
買いスワップで得られるプラスより、売りスワップによって出ていくマイナスの方が大きくなってしまうため、為替差損は発生しなくとも、トータルではじわりじわりとマイナスになっていく辛い状態なのです。
例えば、「買いスワップがプラス150円、売りスワップがマイナス155円」といったように。
両建てのメリットは少ない
これらの点から、
両建ては投資家にとってほとんどの意味のない投資法となります。
そのため、両建てを禁止しているFX業者も多いです。
複雑な小手先のテクニックを使えば、「税金面で有利にできる」などのメリットも一応ありますが、手間やリスクを考えるとそれでもデメリットの方が大きいため、やらない方がよいでしょう。
余程FXに精通していて、あらゆる状況・技を使いこなせるような人でない限りは。
両建てなど行なわなくとも、FXは普通に資産を増やせる金融商品ですので、あえて両建てを駆使しようとするメリットはないと言えます。
タイプ別お勧めFX業者情報
【初心者向けFX業者】
徹底したサポートや無料セミナーなど、初心者にとっては嬉しいサービスが充実。
取引ツールの使いやすさにも定評があります。
●
セントラル短資
●
フォーランドフォレックス
●
外為どっとコム
●
ひまわり証券
【取引コストが安いFX業者】
取引コストの削減を図るのもFX必勝法の一つ。
下記FX業者は、取引手数料無料でスプレッドも業界屈指の低さです。
●
FXトレーディングシステムズ
●
外為ゼロ
●
MJ
【スワップ金利が高いFX業者】
毎日受け取れるスワップ金利ですが、業者によって受け取れるスワップの額は異なります。
どうせ受け取るなら、「業界最高水準」の高いスワップを受け取った方がお得。
●
フォーランドフォレックス
●
セントラル短資
●
外為オンライン
【小額から始められるFX業者】
1万円未満のわずかな金額からFXを始められる業者。
低い単位での取引も可能なので、「まずは練習したい」「小さい単位で遊びたい」という人にも最適です。
●
マネーパートナーズ (100通貨単位から取引可能)
●
外為どっとコム (1,000通貨単位から取引可能)
●
サイバーエージェント (1,000通貨単位から取引可能)
【レバレッジの幅が広いFX業者】
不用意なレバレッジはリスクを高めますが、使い方次第では「大きな利益を生める強力な武器」に早変わり。
「レバレッジの幅が広い」というのは、いざという時に便利です。
●
外為ゼロ
●
MJ
●
ヒロセ通商
【ブランド力の高いFX業者】
サービス内容も大事ですが、企業としての安定感やブランドに魅力を感じる人も多いはず。
以下は、そうした「ブランド力の高い業者」です。
●
FXプライム (伊藤忠グループ)
●
楽天FX (楽天グループ)
●
マネーパートナーズ (国内初のFX専業上場会社)