まずはリスク回避の安全投資
FXで利益を得る方法は、主に2種類。
それは、「為替差益による利益」か、「スワップ金利による利益」です。
いきなり「為替差益」狙いは危険
まず、「為替差益」狙いの投資についてですが、見返りが大きい分リスクも大きいため、FX初心者の方にはあまりお勧めできない方法です。
為替相場の変動を予測し、通貨価値が上がると見込んだ通貨を(時には大きくレバレッジをかけて)買う。
そして、予想通り価値が上昇したらそこで売り、利益を確定させる、という感じですが、為替相場の変動をピンポイントで予想するのは、プロのトレーダーでもそうそう出来ることではありません。
ただ、わかりやすい相場変動をする時もあるので、そういった時だけに絞って投資を行なうのは効率的ですが、初心者状態では「今の相場状況なら勝負してもOK」というポイントが掴みづらいでしょうから、いきなり為替差益のみを狙いにいくのは避けるのが無難でしょう。
為替相場というのはまさに魔物。
人間がそう簡単に読めるような動きはなかなかしてくれません。
どんなに有名なプロ・専門家でも、平気ではずします。
こんな不確定なものに、初心者のうちからチャレンジしても負けてしまうのは火を見るより明らかでしょう。
FX初心者は、まず「スワップ金利」狙いで
では逆に、FX初心者状態の時はどういった方法を選択すればよいのか?
それが、先ほど挙げた二つ目の方法である「スワップ金利」狙いです。
スワップ金利とは、各国の通貨間に金利差があった場合に生じる差益のことを指します。
低金利の通貨で高金利の通貨を買えば、スワップ金利を得られる可能性が高まります。
例えば「円/アメリカドル」の場合で、円の金利が2%、アメリカドルの金利が6%だったとします。
この金利差がある時に円でドルを買うと、4%の金利差(=スワップ金利)を得ることができます。
そして、この金利差から生まれる利益を、毎日受け取れます。
簡単に言ってしまえば、金利の低い日本円を持っているより、他の国の金利の高い通貨を持っておく方が、預けているお金に対し高い金利がつくので得、という感じです。
当然、スワップ金利狙いにもリスクはあります。
為替相場の変動により、売買で手に入れた通貨の価値が下がってしまい、スワップ金利以上にマイナスの為替差益が出てしまうこともありますので。
この為替相場の変動によってマイナスになってしまう危険のことを、「為替リスク」と呼びます。
しかし、為替リスクは下記のような方法で軽減することも可能です。
為替リスクを軽減する戦略
前述した通り、為替相場の変動を予測するのは、プロでも至難の業。
しかし逆に言えば、「プロが圧倒的に有利で素人は断然不利」ということはない、とも言えます。
プロと素人との間で、予想する力による差があまり生じないのであれば、後は戦略次第でどうにかなる、ということになりますので。
では、具体的にどうすればよいのか?
それは、「一つの通貨に依存せず、複数の高金利なメジャーカレンシー(主要通貨)を保持する」こと。
例えば「アメリカドル/円」「ユーロ/円」「オーストラリアドル/円」のように、日本よりも高金利で強い通貨を、いくつか同時に持っておくのです。
なぜこうすることにより為替リスクが抑えられるかというと、為替の特性上、すべての通貨が同時に下がるということは考えづらいからです。
どこかの国の通貨価値が下がれば、その反動でどこかの国の通貨価値が上がる。
これは当然のこと。
仮にアメリカドルの価値が下がったとすれば、それはアメリカドルを売りに出す人が増えたということですので、その分他の通貨が買われていることになります。
そして、この買われた通貨は逆に価値が上がります。
為替は、こうしたバランスで保たれているため、世界の主要通貨が同時に下がるということはほぼありえないのです。
このように、複数の高金利な主要通貨を保持しておけば、為替リスクを格段に減らすことができ、結果スワップ金利をしっかりと受け取れるようになる可能性が高まります。
もちろん、FX取引に「絶対」などないので、いくらリスク管理をしてもマイナスになることはあります。
しかし、上記のような方法でリスクを減らせる可能性が高いことは事実ですので、是非参考にしてみてください。
Copyright (C) 2007 FX初心者向け - FX口座開設マニュアル
All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。