オシレーター系のテクニカル指標として重要な「ストキャスティクス」について解説します。

ストキャスティクスとは

ストキャスティクスとは、2本の線にて「相場の上がりすぎ・下がりすぎ」を表してくれる、オシレーター系のテクニカル指標。

直近の終値が、ある一定期間の最安値から見てどの程度の水準にあるのかという点から、相場が買われすぎの状態にあるか売られすぎの状態にあるかを表します。
ジョージ・レーンという人が開発した手法です。

基本的には「MACD」や「RSI」といった同じオシレーター系のテクニカル指標と同じく、買われすぎ・売られすぎのサインを読み取ることができます。

ストキャスティクスの見方と使い方

以下が、ストキャスティクスの例。

%D(赤線)70以上になってくると「買われすぎ」の合図。
表にある①の点線ラインが、大体70くらいです。

そして、70以上のゾーンで%D(赤線)が%K(黒線)を下に突き抜けると、それが「売りのサイン」となります。
この表でいうと、緑色の丸があるポイントです。

逆に、%D(赤線)30以下になってくると「売られすぎ」の合図。
表にある②の点線ラインが、大体30くらいです。

そして、30以下のゾーンで%D(赤線)%K(黒線)を上に突き抜けると、それが「買いのサイン」となります。
この表でいうと、青色の丸があるポイントです。

あくまで「1つの指標」として活用

ただし、こうした指標に付き物である「騙し」も当然あります。
%Dのラインが70以上まで到達したからといって、必ずしも相場が下がりだすとは限りませんし、30以下まで到達したからといって、必ずしも相場が上がりだすとは限りません。

こうした騙しを減らすためには、70以上ではなく80以上まで到達したところではじめて「買われすぎのサインが出ている」と判断する、といったように、判断基準を厳しくすることで騙しに遭う確率を減らすことが可能です。
基準を厳しくする分、取引機会が減ってしまうというデメリットもありますが。

他のテクニカル指標同様、ストキャスティクスも大抵のFX口座に搭載されているので、特にストキャスティクスを算出するための計算式などは意識しなくてよいです。