売買する2国の通貨の組み合わせ、それが通貨ペア

通貨ペアは、「ドル/円」や「ユーロ/円」といったように表記します。
「/」の左側にある通貨が売買の対象となる通貨で、右側にある通貨が売買に用いる通貨となります。

例えば「ドル/円を買う」という表記ならば、「日本円で米ドルを買う」という意味。

そして通貨ペアには、大きく分けて「メジャー通貨ペア」と「マイナー通貨ペア」の2種類が存在します。

メジャー通貨ペア(主要通貨ペア)とは

メジャー通貨(主要通貨)とは、米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円・豪ドルなどの、世界の通貨の中でも特に頻繁に使われている通貨のこと。
メジャーカレンシーとも呼びます。

メジャー通貨の特徴としては、「流通量が多いため非常に安定した値動きとなる」という点が挙げられます。
よって、相場が激しく乱降下したり、通貨価値が短期間のうちにほぼゼロになる、というようなリスクは非常に少ないと言えます。

そしてメジャー通貨ペアとは、メジャー通貨同士を組み合わせた通貨ペアのこと。
例えば、「米ドル/円」「ユーロ/円」「豪ドル/円」「ユーロ/米ドル」などのペアがメジャー通貨ペアにあたります。

マイナー通貨ペアとは

マイナー通貨とは、トルコリラ・アイスランドクローナ・メキシコペソなどの、比較的信用力が弱い国の通貨のこと。
簡単に言えば、「メジャー通貨以外の通貨」となります。

マイナー通貨には、「相場の乱降下が激しい」「クーデターなどの政治的混乱により国家自体が破綻、もしくは致命的なダメージを受けて、通貨価値が皆無になってしまう可能性がある」という危険が付きまといます。
メジャー通貨ほどの安定感は望めません。

その分、金利は高く設定されていることが多く、あながちデメリットだけでもありません。

そして、「相場の乱降下が激しい」というのも、それだけ短期間で大きな為替差益を狙えるということにもなりますので、これについては単純に「悪い点」とも言い切れないところがあります。
「安定」よりも「投機的」な投資を好む方は、積極的に狙っていく場合が多いです。

メジャー通貨とマイナー通貨、どちらを重視すべき?

FX投資を行なう場合に、メジャーとマイナーのどちらの通貨を重視すべきか?

これは投資家によって意見が分かれる部分ですが、個人的には「メジャー通貨ペアを中心に投資をする」というスタイルが好ましいかと思います。

理由としては、マイナー通貨はメジャー通貨の相場変動に左右されることも多いので、マイナー通貨を扱うにしても結局メジャー通貨の把握もある程度必要なため、マイナー通貨を扱う方が手間・リスクともに増えてしまうからです。

現に、投資のプロはマイナー通貨をあまり扱いません。
プロの間では、見返りが大きいとはいえ、読みづらく、手間が多く、リスクも高いマイナー通貨は敬遠される傾向にあります。

とはいえ、前述したとおりマイナー通貨ならではのメリットや魅力(高金利や短期間での大きな為替差益)もあるため、完全否定はできません。

実際、一般投資家の中にはマイナー通貨中心の取引を行なっている人も多いですし、それで成功している人もいます。

結論

FX投資を始めて間もない頃は、メジャー通貨のみを対象とした取引を行なうのがよいのではないかと思います。

そして、知識が増え、自分で様々な戦略を立てられるようになった時には、マイナー通貨への投資も検討する、という形で。
もちろん、「そのままメジャー通貨のみで」と判断すれば、それはそれで安定感のある投資を展開できますし。

FXでの勝ち方は、人それぞれ千差万別ですので、このあたりは自分で投資を行なっていく中で「これが一番自分に合っている」と思える投資法を選択することが好ましいでしょう。