【2009/5/22(金)】
一昨日やっていた深夜のドキュメント番組に、バーナンキさんが出演していました。

バーナンキさんとは、言わずと知れた米FRB議長で、ヒゲの似合うダンディなおじさん。
彼の発言一つで為替相場が乱高下するくらいの、経済における重要人物です。

その番組の中で、司会者から「なぜ政府はAIGやシティグループにじゃぶじゃぶ金をつぎ込むのか。 ウォール街のやつらが勝手にバクチをして失敗したからこういう不況が起きてしまったんだから、やつらに責任を取らせ罰を与えるべきでないのか。」と聞かれる場面がありました。

するとバーナンキさんは、「こう考えてください」と即答。

隣人が火事を起こしたが、火事を起こしたのは隣人だから自分は関係ない。
勝手に消化して勝手に責任を取ってくれ、と逃げもせずにほっといた。

こんなことはできないでしょう、と。
まずは消火活動をしないと、自分も巻き込まれるから、と。

さすがはFRB議長。
こんな質問はもう何度も受けてるでしょうから、以前からこういう例えはいくつも用意してあったのでしょうが、それにしてもうまいなぁ、と妙に感心してしまいました。

言い回しって大事ですね。

●昨日の相場状況(5/21の朝5:30~5/22の朝5:30)

ドル/円。
下落が止まりません。
クロス円はそこそこ順調なのに、ドル円はグングン下がっていきます。

昼過ぎ頃には95円30銭ほどをマークするも、その後はズルズル下がり、一時的にとはいえついには94円を割り93円台に。

今朝の時点では少し回復し、94円40銭ほどとなっています。

ユーロ/円。
今週はレンジを形成しつつあり、129円80銭~131円60銭の範囲をウロウロしている展開。
この日も、上記範囲での推移となりました。

今朝の時点では、131円10銭ほどとなっています。

ポンド/円。
なかなか150円を超えられずにいます。

17:00頃に急落があり、一気に3円ほど下落(円高)となりましたが、すかさず反転して下落前の値まで戻ってきました。

その後は平凡な推移で、今朝の時点では149円50銭ほどとなっています。

●今日の相場予測

ドル/円。
94円のラインで踏ん張れるかがポイント。
ここを割ると、際限なくズルズルといってしまうパターンも考えられます。

ユーロ/円。
今形成されている129円80銭~131円60銭のレンジを破るまでは、素直にこれに従って取引しようかと。

つまり、129円80銭付近まで下がれば買い、131円60付近まで上昇すれば売り、という感じで。

ポンド/円。
ジワリジワリと上がってきています。
英経済の底打ち期待もあることから、この流れは続いてくれるんじゃないかと。

とはいえ、届きそうで届かない150円超えを果たすまではわかりません。
まずはきちんと150円超えを果たせるかどうかが重要と見ています。