【2009/6/20(土)】
先月(5月)の下旬、金融庁がレバレッジの引き下げ案を公表しました。

これによると、全FX業者が段階的にレバレッジの倍率を下げていき、2年後には25倍を最高倍率にするとなっているようです。

行政は、なぜこんな悪法ばかりを推進するのでしょうか・・・・・・・・・・・

調査機関として有名な「矢野経済研究所」によると、今回のレバレッジ引き下げに対し投資家の91%が反対しているそうです。

当然の結果ですよね。
誰も望んでないんですよ、そんなことは。

そもそも行政は、レバレッジがどういうものかわかっているのでしょうか?

「レバレッジが高いとギャンブル性が高まり投資家のリスクも高まるので規制する必要がある」みたいなことをのたまっているようですが、はっきり言って全然お門違いです。

レバレッジの倍率など、リスクにはほとんど関係ありません。

経済的に危機に陥ってしまうかどうかは、結局は各投資家が「きちんと損切りを出来るかどうか」にかかっているのです。

損切りをできずリスク管理を全く考えない投資家は、レバレッジが1倍であろうと500倍であろうと破滅します。
逆に、きちんとリスク管理を行なえば、レバレッジが何倍になろうとも破滅はしません。

そもそも、ほぼ全てのFX業者が「ロスカット」や「マージンコール」といったものを備えているため、予想外の借金を背負うようなことにはまずならないのです。

例えば高性能なクーラーやドライヤーなどの家電が売り出されたとします。

これらは、わずかなエネルギーで短時間で効果を発揮するため、わずかな時間だけ使用するだけでOK。
ただ、効果がすぐに出るので使いすぎると勿体無いし体に害がでる。

これらの商品は、規制する必要があるでしょうか?
正しく使えば便利極まりないこれらの商品のスペックを、あえて下げさせる必要はあるのでしょうか?

そんなことないですよね。
この優れたスペックに合うような使い方をすればよいだけ。
ただそれだけです。

FXのレバレッジも全く同じこと。
レバレッジに制限をかけたところで、負けて破滅する人は減りはしません。
結局は、「投資は自己責任」の原則を守れず、損切りができずに本能で投資してしまう人は、レバレッジが何倍だろうと破滅します。

今回の改正が「FXで破滅する人を減らす」という趣旨である以上、改正は全く無意味だということになります。

むしろ、成功する人たちの門戸を狭めているだけ。
レバレッジの自由が制限されれば、それだけ成功の邪魔をすることにもなりますから。

むしろ今の状況は、高いレバレッジが可能ゆえ、リスク管理の重要さを思い知ることができ、結果的に投資家の成長にも繋がるのです。

大半のFX投資家の皆様同様、僕もこの規制には完全に反対です。
無駄な規制が一番の悪なのだと、是非気付いていただきたいです。