【2010/2/16(火)】
一時期は1ユーロ=170円ほどまで上昇し、「ユーロは下がらない」とまで言われていたほどに強かった通貨「ユーロ」。

しかし、今やかなり脆弱な通貨になりつつあります。

その要因の一つが、ギリシャ問題。
隠していた財政赤字が明るみに出てしまい国家破綻の危機を迎えているギリシャを、EU諸国が救済するかどうかでごたついていた問題です。

先ごろのEU首脳会議にて「救済しよう!」と決まりはしたものの、まだ具体的な救済策は出てきておらず、依然混沌としている状態。

この状態が続いたり、もしくはギリシャがもっともっと深刻な状況になってきたりすると、同じく財政赤字を抱えつつユーロを導入しているスペインやポルトガルなどの国に対しても、「やばいんじゃないか?」という不安が波及してしまう可能性があります。

こうした不安の波及は、ユーロの信用をどんどん落としていくことに繋がるため、EUとしては放置しておくわけにはいかず、早く具体的なギリシャ支援策を出す必要があります。

具体策がなかなか出てこないと、またユーロ不安が再燃し、ユーロ安円高がさらに進む可能性大。

ユーロ安は日本にとっても打撃を与えます。
輸出に頼る日本としては、主要外貨が安くなってしまうことはマイナスなので。

つまり、ユーロ安は日本の不況の深刻化に一役買ってしまうわけです。
このままギリシャ問題でごたつき、ガンガン下がってもらっては困るわけです。

今後の日本経済・世界経済のためにも、FX的にも、ギリシャ問題の動向には今後も注目していくべきです。

 

なんだか長々と書いてしまいましたが・・・

とりあえず相場状況についても軽く呟いてみます。。

昨日ですが、やはりなんの面白みもない相場となりましたね。
どの通貨も数十銭程度の狭い範囲での変動を繰り返し、特にこれといった取引チャンスもなく終わりました。

今日の相場についてですが、夕方までは特に大きな動きはなさそう。
そして夕方からは、イギリスやドイツの重要経済指標発表が続きます。
22:30には米製造業景気指数発表も控えていますので、これらの時間帯には要注意です。