FXで利益を得る方法は2種類。
それは、「為替差益による利益」か、「スワップ金利による利益」です。

「スワップ金利」による利益とは

スワップ金利とは、各国の通貨間に政策金利の差があった場合に生じる差益のことを指します。
低金利の通貨で高金利の通貨を買えば、高いスワップ金利を効率よく得ることができます。

例えば「米ドル/円」の場合で、円の政策金利が0.1%、アメリカドルの政策金利が2.5%だったとします。
この金利差がある時に円でドルを買うと、2.4%の金利差(=スワップ金利)を得ることができます。
そして、この金利差から生まれる利益を、毎日受け取れるのです。

簡単に言ってしまえば、金利の低い日本円を持っているより、他の国の金利の高い通貨を持っておく方が、預けているお金に対し高い金利がつくので得、という感じです。

ただし、スワップ金利狙いにもリスクはあります。
為替相場の変動により、売買で手に入れた通貨の価値が下がってしまい、スワップ金利以上に為替差損が出てしまうこともありますので。

しかし、こういった為替リスクは下記のような方法で軽減することも可能です。

為替リスクを軽減する戦略

為替リスクを減らし、効率的にスワップ金利による利益を得るにはどうすればよいのか?

それは、「一つの通貨に依存せず、複数の高金利なメジャーカレンシー(主要通貨)を保持する」こと。
例えば「ポンド/円」「ユーロ/円」「ユーロ/ドル」「オーストラリアドル/ドル」のように、低金利通貨で高金利の強い通貨をいくつか同時に買っておくのです。

なぜこうすることにより為替リスクが抑えられるかというと、為替の特性上、すべての通貨が同時に下がるということは考えづらいからです。
どこかの国の通貨価値が下がれば、その反動でどこかの国の通貨価値が上がる、というように。

仮に米ドルの価値が下がったとすれば、それは米ドルを売りに出す人が増えたということですので、その分他の通貨が買われていることになります。
そして、この買われた通貨は価値が上がります。

為替は、こうしたバランスで保たれているため、世界の主要通貨が同時に下がる可能性は低いのです。
(もちろん、短期的には主要通貨同士で同時に下がっていくこともありますが)

このように、複数の高金利な主要通貨を保持しておけば、為替リスクを格段に減らすことができ、結果スワップ金利をしっかりと受け取れるようになる可能性が高まります。

スワップ金利の高いFX口座を選ぶ

スワップ金利狙いの投資を行なう場合、上記のように為替リスクを軽減することも大事ですが、他にもスワップ金利の高いFX口座で口座開設するということも重要。

毎日得られるスワップ金利ですが、得られる金額はFX口座によって異なります。
同じ通貨を1万通貨買っていたとしても、付与されるスワップ金利が、Aという口座では80円、Bという口座では50円、なんてことも普通にありますので。

1日単位でこの差ですから、長い目で見るとだいぶ変わってきます。
1日30円違うだけで、一ヶ月で900円、一年なら10,800円も違うのですから。

しかもこれは、最低単位である1万通貨での話なので、保持する通貨単位が2万通貨、3万通貨と増えていけば、得られるスワップ金利も2倍、3倍と変わってしまいます。
FX口座選びがいかに重要かがお分かりになるはず。

スワップ金利狙いの長期投資ならば、スワップ金利が高い口座を選ぶことは必須ですので、是非とも強く意識してください。